チタン製錬工場での塩素ガス対策

導入事例

チタン製錬工場では、チタン鉱石の塩化工程において大量の塩素ガスが発生します。塩素ガスは非常に腐食性が高く、工場内の設備・配管はもちろん、制御盤や電気室内の精密機器にも侵入し、腐食・誤作動・絶縁不良といった深刻なトラブルを引き起こします。また、作業員の安全確保のために設置された大量のガス警報器の維持管理も、工場運営における重要な課題のひとつです。

制御機器・電気室の腐食対策にはコロシューター®シリーズを導入させて頂いています。

工場内に多数設置された制御盤には、超小型・軽量モデル「コロシューター®mini(CFU-30)」を採用しました。約0.8kgと軽量でマグネット取り付けに対応しているため、既設の制御盤扉への設置も短時間で完了します。電気室には循環式腐食ガス除去装置「CAM1000」を導入し、広い室内空間の腐食性雰囲気を一括して清浄化することで、精密機器全体を腐食から保護しています。導入後は制御機器の腐食トラブルが大幅に減少し、突発的な設備停止リスクの低減と保全コストの削減に貢献しています。

ガス警報器の保全管理効率化には校正用標準ガス発生器 CAL2000をご提案しています。

工場内の塩素ガス濃度計の保全管理費コストを削減するため、現場で簡単に濃度計の校正作業が行えるCAL2000を御提案致します。小型で簡単に校正ガスを発生させる事ができるCAL2000は、チタン精練工場の保全活動費削減に貢献致します。

作業員の安全確保のため、工場内には多数の塩素ガス警報器が設置されています。これらの定期校正には従来、高圧ボンベを使用していましたが、保管場所の確保・運搬・管理の手間が現場担当者の大きな負担となっていました。

そこで、電気化学セルにより校正用標準ガスを連続・安定的に発生させる「CAL2000」を導入しました。小型・軽量でポータブル対応のため、工場内のあらゆる場所で現場校正が可能となり、高圧ボンベ管理の手間を一切排除できます。発生濃度の精度は±10%と高精度で、塩素(Cl₂)をはじめ二酸化塩素(ClO₂)・シアン化水素(HCN)・硫化水素(H₂S)・水素(H₂)など多種のガスに対応。CAL2000で校正した測定器はNISTへのトレースが可能で、国際規格(CSA NRTL/C・CE ATEX)にも準拠しており、品質・安全面でも信頼性の高い校正環境を実現しました。

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